ワーママ歴3年目の私ですが、FP3級を一発合格しました!
合格率は80%超えのようなので、決して難しい試験ではありませんが、
学科・実技のうち実技はなんと100点満点というとても満足な結果でした。
学科も52問/60問と余裕を持って合格できました。
ここまでしっかりと点数を獲得したけど、実際の勉強の期間ってほんの2ヶ月。
しかも仕事と育児をしながら、です。
この資格は、独占業務はなーんにもできませんが、とにかくお金のことに詳しくなれるので、日常生活には役立つ知識ばかり。
気になったら取ってしまうのがいいかなって思います。
受験料は8000円くらいするのでちょっと勇気がいる金額ではありますが、生活の役に立つ上に合格しやすくて自信にも繋がるのでおすすめ!
では、私ともこがFP3級を取得するまでのスケジュールを簡単にご説明していきます。
FPの概要
FPは、相談者の夢や目標を達成するために、ライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、家族状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険など、あらゆるデータを集めて、現状を分析します。
そして、相談者の立場や、ライフイベントを考慮したうえで、長期的かつ総合的な視点でさまざまなアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行を援助します。
また、必要に応じて、弁護士や税理士、社会保険労務士、保険・不動産の専門家、銀行・証券会社などの各分野の専門家のネットワークを活かしながらファイナンシャル・プランニングを行います。
要は、お金のこと全般を相談に乗る「お金のプロ」のことなんですね。
保険の知識だけでなくって、相続も不動産も金融商品も、なんでも知ってるんです。
最終的に士業サービスを行うことはできないんですが、本当に幅広い知識が求められる資格だと思います。
FPの試験内容
学科試験は6つの試験範囲から出題されます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックス・プランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
試験は「FP協会」と「きんざい(金財)」という実施機関から選択して受講するのですが、学科はどちらも同じ出題範囲です。
違っているのは実技の内容。
FP協会で受験すると「資産設計提案業務」、きんざい(金財)で受験すると「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」と内容が変わります。
きんざい(金財)は保険業者の方が受験することが多いようで、そのためきんざい(金財)の内容は保険関係が主に出題されます。
FP協会の方が個人で受験されることが多いようで、広く浅く出題されて合格率も高め。
特に決めていないなら、FP協会から申し込んで良いと思います。
詳細・申し込みできるように、FP協会ときんざい(金財)のHPのリンクを貼っておきますね。
わたしの2ヶ月の勉強スケジュール
まずは、2ヶ月間の全体の流れです。
最初の1ヶ月はとにかく「勉強する習慣をつける」ために時間を割きました。
とにかく「テキストを読む」に尽きる!
覚えているかどうかよりも、まずは全体の中身を把握することが大切。
2ヶ月目になってようやく、問題集を2周、過去問、予想問題を繰り返し解き知識の定着をしていきます。
私は2級も受けたいと思っていたので、2ヶ月かけてじっくり勉強しましたが、内容的には1ヶ月でも十分合格できるんじゃないかなと思います。
勉強時間は、平日も休日もだいたい1時間ほど。
子供が寝るまでのちょっと遊んでいる時間・子供が寝てからが私の勉強時間。
朝は私が起きると娘が起きてしまうし、日中は仕事。
夕方からは家事でだいたい1日が終わってしまいます。
それでも勉強できたのは、スマホでちょこちょこ勉強できたおかげです。
実際に私が使っていた教材なども合わせてご説明しますね。
1ヶ月目:インプットと勉強の習慣つくり
まずは、テキストを1冊とにかく読み切ることから始めました。
本屋のサンプルを見て、読みやすいものを選ぶのが一番だと思いますが、私はとりあえず一番人気なものでいいやと考えずに購入しました。
購入したのはこちら。
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イラストがあって文字ばかりより読み進めやすいのでおすすめです。
これを、とにかく読み切ります。
テキストには、『単元ごとに読む→問題集を解く』をおすすめしていました。
それでも良いのですが、多分読むだけの方が勉強としてのハードルが低いので、まずは習慣つくりの意味も込めて読むだけ読み切りました。
暗記しながら、なんてことは考えずに、とにかく全ページ目を通すことが大切。
私は読書代わりに、子供が寝たあとにゆっくり読みました。
おかげで1ヶ月ほどかかってしまいましたが、だんだんと勉強脳に切り替わってくるので、集中力も次第に上がってきたように感じます。
集中力が上がってくると、読むペースも上がるし、子供が少々うるさくする時間帯でも勉強する気になれたりしてくるので、まずは焦らずに。
2ヶ月目:問題をひたすら解いて知識を定着させる
テキストを1周したら、次は問題集に取り掛かりました。
問題集は同じくこちらを購入。
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単元ごとに分かれているので、復習がしやすいです。
また、左に問題・右に解答と分かれていてすぐに答えがわかるのも良かったです。
まずは何も見ないで1周。
わからないところはテキストを振り返りながら復習し、2周。
だいたい2周もすると解答自体を暗記してしまうので、問題集はこれでおしまい。
次は過去問を解いていきます。
FP協会のHPには過去問と解答が出ていますが、
それよりもよく利用したのは『過去問道場』というサイトです。
ポチポチ解答を押すだけで解説も付いてくるし、回答率もグラフで表記してくれて弱みがわかりやすい。
過去問だけでなく、予想問題もあってランダムに問題が出題されて丸暗記になりません。
下手すると、問題集いらなかったんじゃ・・・・・?
とすら思えるほどですが、これ無料なんですよね。
ありがたいです。
FP2級でもお世話になったサイトで、試験会場でもスマホでこのサイト使って勉強している方めちゃくちゃ多かったです。
FP3級受験するのに絶対にしておきたいこと
コツという程ではないかもしれませんが、試験勉強をするにあたって大切なこと。
FP3級はネット試験なので、テストセンターで受験します。
受験日は、空いていれば3日前でも予約できるのですが、
早めに日程を決めて予約してしまいましょう!!
すごく基本的ですが、めちゃくちゃ大事です。
この日、という目標がないと人間絶対勉強しません。
目標も立てやすいし、ある程度追い込みも必要です。
資格試験への挑戦は時間をかけて環境をつくろう
今回FP3級は2ヶ月かけて勉強を行いましたが、実際は1ヶ月もあれば難なく合格できるほどの難易度です。
ですが、まとまった時間が取れなかったり、集中する環境を作るのが難しいママにとってはなかなかハードルは高め。
それならまずは「勉強する時間を体に覚えさせる」ことから始めてみるのが良いと感じました。
体が慣れてくると、短時間の勉強でもしっかり集中できるようになり、さらに難易度の高い資格試験にも挑戦できるようになります。
まずはFP3級をステップにして、自分自身への投資を始めてみませんか。